6月16日(木)から開催される4日間の越前漆器国際シンポジウムでは、東京藝術大学の海外の修士学生たちと初日にシンポジウムオープニング式が行われました。
2日目には越前漆器産地内の工房や漆器店の越前打刃物、越前和紙の見学。
3日目には丹南地区のめがね、石田縞織、越前焼、河和田地区と片山地区の漆器神社などを見学しました。
19日の発表会では8名の留学生が2日間視察した産地の感想などを発表していただきました。
後半は三田村教授が進行役として2日間の感想と今後この越前漆器の産地がどのような方向に行けばよいのか、また海外に対してはどのような商品がよいのかなどが話されました。
欧州に対して先駆けて食器を輸出している国もあり、様々なヒントが出ていました。
また、今回が漆文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けたキックオフとなる機会となりました。
6月19日(日)
会場:うるしの里会館 産業振興ホール
9:00 ~ 11:20
シンポジウム(うるしの里会館)
8名の発表(1人10分程度)
(4名発表後 10分間休憩)
11:30 ~ 12:00
コーデイネイタ―まとめ 三田村教授
「発表のまとめ」
「日本の漆文化 ユネスコ無形文化遺産登録推
進」へのキックオフ
12:15 閉 会
東京藝術大学 留学生8名による発表(故郷の内容・伝統工芸、2日間視察した内容の感想など)
三田村先生を進行役として、日本の伝統工芸はどのような方向に進むべきか、漆器が海外で使われるためにはどのような課題が現在あるのかなど、様々な話をしていただきました。
越前漆器と地元食材を使用した食事をしていただきました。